急いででタクシー拾ったけど車内は密室。 そんなとき空間にイオンを!

テレワークが基本になったうちの会社だけど、週一の出社が定例になりつつある。
今日は午前中に所属部署の会議があるから、オフィスへ行かなきゃならない日。
朝ごはんを食べて、メイクするか〜と鏡に向かって支度中。う〜ん、なんか眉毛がうまく描けないし、まぶたも腫れぼったいなぁ。ついでに前髪もキマらないし……。
こういう日ってあるよね。「人は見た目じゃない」とか言うけど、キマらないとやっぱり気分も上がらない。
……って、なんだかんだしてるうちに、やばいっ 遅刻しそう!
自分の見た目より、上司に怒られるほうがやだもんね。
こりゃ電車じゃ間に合わないな、タクシーで行くか。
急いで用意して、大通りまで走る。おっ、ちょうどいいところに乗客を降ろすために停車中のタクシー発見。「タークシ〜〜!」。無事つかまえることができた。
ナイスタイミング〜!と思ったのも束の間、座席シートがいい感じにあったかい。
ハッ、これってさっきまで乗ってた人のお尻の温もり!? 待て待て待て〜い、窓も閉まってるし。
そういえば前に乗ってた人ってマスクしてたかな。
おいっ、運転手さんとの距離ってこんなに近かったっけ。なんかいろいろ気になってきた。
うぅ、やっぱりイオニアカードを持ってきてて、良かったぁ。
「どこまでですか?」
運転手さん、今は聞いてくださんな(軽くパニック中)。
キープディスタンスに慣れちゃったせいか、久々のタクシーは、いつもより車内がものすごく狭く感じる。ものすごく。
タクシーだって清潔にしてあるはずだけど、今はやっぱり気になる時期だよね。
「ま、丸の内まで。ま、窓開けていいですか?」
ウィーン(窓を開ける)。タクシーは走り出した。
さ、さぶい……。開けてられないくらい寒い。
ウィーン(窓を閉める)。
イオニアカードを、今すぐ、鼻の下に、こうしたい(想像してください)。
ケースに社員証と一緒に入れて首からぶら下げてるから、それだけで十分なんだけど、これは気持ちの問題なのよ。
オフィス街のビルが見えてきて、ちょっと気持ちは落ち着いてきた。いや、イオニアカードのおかげかもしれない。
なんだか今日は、イオニアカードから発生しているイオンまで見える気がする。
タクシーみたいな狭い空間にも、あると安心ということがよくわかった。
ふぅ、会議にも間に合った〜。