試合観戦にはイオンと愛の力を

試合を終えたロッキーはエイドリアンに駆け寄った。
「ロッキー、顔の傷は消えないけどまわりの空気はきれいになるわ」
若きシルベスター・スタローンが人生を賭けて制作した渾身のボクシング映画。
だけでなく、脚本もスタローンが担当した。音楽を聞いただけでやる気が出る人もいるだろう。
アメリカ・フィラデルフィアに暮らす三流ボクサーのローッキー・バルボア。
ヤクザのような暮らしをしながら、その日暮らしを続けていた。
ロッキーはペットショップで働くエイドリアンと恋に落ちる。
やがて、愛は彼を本当のボクサーへと変えていくのだった。 愛ってすごい。
ロッキーは世界チャンピオンのアポロと対戦することになる。
完全にかませ犬(調整用のボクサー)扱いだったが、ロッキーは不屈の闘志で戦い、最終ラウンドまでリングの上に立っていた。
ロッキーは負け犬ではなかったのだ。
試合後、ロッキーが愛するエイドリアンを呼ぶ。
エイドリアンは興奮する観客たちにもみくちゃにされながらリングに近づいていく。
とにかく人が多い。
そう、こんなときこそイオニアカードの登場だ。
「エイドリアーン!」と叫ぶロッキー。
「ロッキーここよ!」
ようやくエイドリアンは、ロッキーのもとへたどり着くことができた。
「ロッキー、これ」
「エイドリアン、これはなんだ?」
「イオニアカードよ」
「イオ……ニア?」
「首にかけてロッキー。カードが空気をきれいにするの」
「こ、こうか? ……最高の気分だ」
「そう、これがあなたのチャンピオンベルトよ」
「エイドリアーン!」
愛するあの人へ。
イオニアカードをよろしくおねがいします。