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#密室ならイオニア をテーマに
ライフスタイルコラムを連載中

#23

プラダを着た悪魔

プラダを着た悪魔

名門大学を卒業し、ジャーナリストを目指すために田舎からニューヨークへとやってきたアンドレア。

幸運にもファッション雑誌『ランウェイ』の編集部へと就職したが、当の本人は一切ファッションに興味がない。




しかし、『ランウェイ』編集長は業界に大きな影響力を持つミランダ。

彼女は無理難題をアシスタントのアンドレアに押し付ける。


世の中に鬼上司は数あれど、彼女のような上司は少ないでしょう……。

 


ファッションには何の興味もないアンドレアだけど、

夢である文芸誌で仕事をする足がかりとして、悪魔のような上司の要求に耐えていく。


はたして、アンドレアは「プラダを着た悪魔」である上司とやっていけるのでしょうか。

 


ミランダの価値観は「モードか、否か」。

彼女は常にモードを身にまとっているのです。


田舎からやってきたアンドレアには都会の空気はキツいはず。

「そうよ、私にはこれが必要ね」と、イオニアカードを手にすることでしょう。

 

「ああ、これで空気がきれいになる」。

ホッとしたのも束の間。すかさずアンドレアのチェックが入ります。


「ねえ、あなたの首からぶら下げている……、そのおぞましい物はなに?」

「おぞましい? イオニアカードをご存じないのですか?」


ハッとするミランダ。編集部員が全員身につけている(ミランダが配ったのだ)。


「も、もちろん知っているわよ」(トレンドに疎いことをこの業界では最も恐れます)

「編集部の空気をきれいにしてくれるんです」

「……ええ、そうね。とても良いことだわ」


そっとミランダにイオニアカードを手渡すアンドレア。

「これを私に?」


恐る恐るイオニアカードを首にかけるミランダ。

「……ああ、ニューヨークの空気が。なんだか、ほっとするわ。それに、とっても。……モードね」。

空気がきれいになったのか、アイデアがわくミランダ。


「今月号の表紙は差し替え、特集のモデルにもイオニアカードをつけさせて! 再撮影よ! すべてやり直し!」。

蜂の巣をつついたような編集部。


やはり、上司は悪魔だったのだ。

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